Okinawa Motion Picture Festival 2006 −沖縄映像祭−

2006審査員

県外映像関係 審査員

1975年福岡県生まれ。01年、初監督作品『モル』がぴあフィルムフェスティバルにてグランプリ含む二冠獲得。04年、監督作として伝説のフォークシンガー故高田渡の笑劇的音楽ドキュメンタリー『タカダワタル的』公開。東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、公開後は記録的ロングランとなる。同年、脚本・監督作『月とチェリー』も公開。大学の官能小説サークルを舞台に、恋と愛と性欲のトライアングルに翻弄される男女の青春をコミカルに描き好評を博す。ドイツフランクフルトでの映画祭ニッポンコネクションにて招待上映される。

07年には脚本で参加の『さくらん』(安野モヨコ原作・蜷川実花監督)公開予定。監督最新作は07年公開予定の『赤い文化住宅の初子』(松田洋子原作)。

安谷屋眞理子(FM沖縄アナウンサー)

1972年  琉球大学法文学部卒業
1973年  極東放送(現 FM沖縄)にアナウンサーとして入社


[主な担当番組 FM沖縄]
  「スクリーンへの招待」(日曜夜8時〜8時55分)録音番組
     ※入社すぐに担当し、今年10月で33周年。
      レトロなタイトルはそのままにAM時代から現在に至っています。
  「Hello Good day」(生放送 朝9時〜10時半)水・木・金 担当

 

真喜屋力(桜坂劇場 運営・プログラム・ディレクター)

昭和41年 沖縄生まれ。
琉球大学にて8ミリフィルムの自主映画を製作・上映などを始める。
1992年 『パイナップルツアーズ』で監督デビュー。
1994年 東京のミニシアターBOX東中野で働く。
1997年 フリーになり、演出、Web製作などを勤める。
2004年 テレビアニメ『アークエとガッチンポー』(TX)を台湾にて演出。
2005年 沖縄に戻り、株式会社クランクにて桜坂劇場の運営。プログラム・ディレクターとして日々番組作りにいそしむ。

 

多田治(一橋大学大学院社会学研究科助教授)

1970年大阪府生まれ。琉球大学助教授を経て、2006年4月から一橋大学大学院社会学研究科助教授。2004年には、国際シンポジウム「カルチュラル・タイフーン2004 in 沖縄」実行委員長をつとめた。専攻は社会学・文化研究・沖縄研究。博士(文学)。著書に、『沖縄イメージの誕生』『沖縄に立ちすくむ』がある。