沖縄映像祭2010 - Okinawa Motion Picture Festival 2010 -
沖縄発!自主制作映画祭 http://www.okinawa-mpf.com/
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ノミネート作品 |
山形国際ドキュメンタリー映画祭セレクト
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文化庁メディア芸術祭セレクト
沖縄映像祭2010 ノミネート作品(作品名順)
「明日なき青春」
監督: 渡辺登志樹(21才・沖縄県)
不良といじめられっこ、流産した女の子、退屈にアイスを食べる少年、うだるような暑さの中、彼らの青春は閉塞し、街の中に溶けていく。
「アンシンクロダイブ」
監督: 上村春香(20才・東京都)
ヨシツグと虎治は、破局したがそれでも同居を続けている。虎治は悪い癖がある。すぐに、死にたいとか言うのだ。今日も虎治はヨシツグに言う。「アタシを殺して!」私の向かい側には、同じ姿をした物体がいて、私のことを観察している。私と別物の私。だが、奴も所詮私と同じ。二重人格とは違う、人は、シンクロニシティで出来ている。
「終わらない青」
監督: 緒方貴臣(29才・東京都)
欝気味な母、潔癖なサラリーマンの父を持ち、来年に受験を控える高校生の楓。数週間、生理が来ていない。しかし、誰にも相談できないまま時間が経つ。自傷や児童虐待問題にヒーロー的人物による救済や奇跡などは、現実的ではなく、そこにあるありのままの主人公の日常は我々の身辺な人達の中に存在する。
※一部、過激な表現が含まれます。予めご了承ください。
「牛乳王子」
監督: 内藤瑛亮(27才・東京都)
ボンクラ男子の純愛をスプラッター映画の方法論でとったラブストーリー。
「ちょうどいい幸せ」
監督: 松居大悟(24才・東京都)
どんな不幸に苛まれても、自分は幸せだと言い聞かせて生きる童貞の勝。そんな勝が、知らない女と一緒に自殺することに。だが勝の下心は、現代に絶望した不器用な人間たちをいつの間にか救っていく・・・
「反抗」
監督: 堀内博志(35才・東京都)
【不条理で理不尽】な【世界・状況】にいる弱い存在がサバイブしていき、そこにある希望を見つけ出す。
「冬の話」
OHRYS BIRD 大類道久(神奈川県)
大雪が降ってライフラインが止まった街。人間関係が希薄なストレス社会にほっこり暖かい安らぎが生まれる。
「街の音、なにがしの唄」
監督: 鈴木研一郎(25才・静岡県)
『皆グルだ。グルに違いない。皆でよってたかって、僕にドッキリをしかけるつもりだ。もしくはこれは全部夢だ。そうだ、どうせこういう展開の最後は夢オチだ。一度寝てスッキリすれば、きっと元に戻るはず。』「テキトー」に世の中を渡ることができない、不器用な男の成長物語。
「モートラ物産音楽隊」
監督: 西谷龍二(34才・東京都)
とある田舎のおはなし・・・音楽隊の太鼓担当、六ちゃんが太鼓のバチを失くして大慌て。リーダーの女指揮者には叱られ、仲間からは笑われる始末。急いで探しに行く六ちゃんだったが、どこを探しても見つからない。果たして演奏開始時間までに戻ってこれるのだろうか!?・・・
「CLIMBER」
監督: 野中晶史(24才・神奈川県)
長く長く続く岩の柱があった。クライマーがその柱をひたすら登っていく。彼ら1人1人が積み重ねの象徴である。彼らは何らかのゴールを目指して上へ登るわけではない。登り続ける事自体が目的でありその行為にゴールはない。
「forgive」
監督: 川村清人(28才・東京都)
唯一の友人である曽根が片瀬からいじめを受けている。宇都宮は、何とか曽根を助けようとするも、曽根はそれを頑なに拒むのであった。実は曽根と片瀬の間には宇都宮の知らない秘密があった・・・。
「RIVER」
監督: 今泉真也(39才・沖縄県)
僕の家の近所にくらす1組の水鳥夫婦の物語。通勤の行き帰りに毎日見続けた彼女たちの日常は、沖縄や広く見るならば地球という星の、ひとつの現実なんだと思います。大切なことは、いつも失ってから気付きます。
実行委員会セレクトプログラム(作品名順)
「あの素晴らしい愛をもう一度」
監督: 岩渕茂(39才・東京都)
ぼちぼち頭金もたまり、そろそろマイホーム購入を考えている向井祐作。食事の支度をし、祐作のために晩酌を準備する朱美。週に2回のピアノの稽古に通う娘の彩夏。そんな向井家は、ごくごく一般的な家庭であり、誰もがこのまま幸せに生活していけると信じていた。
「踊れまちぐゎー」
監督: 新田義貴 ユーラシアビジョン(40才・沖縄県)
沖縄方言で市場のことを「まちぐゎー」と呼ぶ。那覇にある栄町市場は庶民の生活に根差した市場だ。年々減っていく客足に対してここ数年「音楽」をキーワードに活気を取り戻そうという機運が生まれた。市場を心から愛する人たちが音楽を通して歌い踊り楽しむ。
「ゲットけ!!!!!!〜高校編〜」
監督: 藤田貴之 (27才・高知県)
女子とまともに会話したことのない男子3人組。ひょんなことから女子が自宅にやってくることに。その前日、彼らの手にはカミソリが・・・。その時彼らがとった行動とは!?童貞の異性への憧れからくるひたむきで滑稽な努力を描いた青春ムービー。
「線香花火」
制作: オキナワジェット(沖縄県)
「赤い髪飾りの女がのぞいてたんだって」 ある夜、ユウタはゆうれいがでるとウワサされる幽霊屋敷で少女ユイと出会う。不思議な魅力のユイにひかれるユウタ。2人は一緒に花火をする約束をするが・・・。
「空色レター」
監督: 沖縄県立開邦高等学校映画研究部 當山裕実(沖縄県)
進路に悩む主人公、春日渉。医者を目指すが自分に自信がもてないまま高校三年生になってしまった。ある日、そんな彼の引き出しに秋本奈々という少女から手紙が届く。学校と病院の不思議な文通のゆくえは・・・
「化けて出てこい」
監督: 田中博之(28才・愛知県)
富士リカは白血病だった。山田君は心臓が弱かった。二人は賭けをした。骨と心臓を。リカが死ねば、山田君が生きる。山田君が死ねば、リカがいいる。殺す気の恋愛物語。