審査員紹介

審査員長

塚本晋也(監督「鉄男」「バレット・バレエ」「ヴィタール」「六月の蛇」「悪夢探偵」「鉄男 THE BULLET MAN」他)

画像:塚本晋也 1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。
87年「電柱小僧の冒険」でPFFグランプリ受賞。89年「鉄男」で衝撃的デビューと同時に世界的成功をおさめる。
「六月の蛇」で02年ベネチア国際映画祭審査員特別大賞を受賞。また、最新作『鉄男THE BULLET MAN』は、日本映画として、09年ベネチア映画祭メインコンペに唯一出品。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などほとんどすべてに関与して作りあげるスタイルから生まれる独自の映像は、国内、海外の映画ファン、批評家、文化人のみならず、いつの時代も観る者の心をわしづかみにする。
俳優としても活躍。監督作のほとんどに出演するほか、竹中直人、山本政志、利重剛、三池崇史、大谷健太郎らの作品やNHKドラマにも出演。02年毎日映画コンクールほか男優助演賞を受賞している。
NHK BSハイビジョン、シリーズ「妖しき文豪怪談」第2回、太宰治原作『葉桜と魔笛』を演出、今夏放送(8月24日(火)夜10:00〜)予定。

審査員

浦田秀穂(撮影監督「クローンは故郷をめざす」「KAMATAKI - 窯焚 -」他)

画像:浦田秀穂 93年渡米。スパイク・リー監督の撮影監督としても知られるアーネスト・デッカーソンやスティーブン・H・ブラムなどのカメラ・アシスタントを務め、映画の現場で経験を積む。その後デニス・フランツ主演の人気ドラマ「NYPD blue」でカメラ・オペレーターとして抜擢され、映画、CM、ミュージック・クリップなどの撮影を数多く手掛ける。
帰国後、国内外で撮影監督として活躍中。主な作品に、クロード・ガニオン監督「KAMATAKI」(モントリオール国際映画祭5部門受賞、ベルリン国際映画祭特別賞)、中嶋莞爾監督「クローンは故郷をめざす」(サンダンス映画祭正式招待作品)がある。
映画「クローンは故郷をめざす」では、モントリオールファンタジア映画祭、ニューヨーク・アジア映画祭で最優秀撮影賞を受賞。

大盛伸二(RBCビジョン)

画像:大盛伸二

・1956年
石垣島生まれ
・1980年
琉球放送入社
報道部カメラマン、ディレクターとしてドキュメンタリーを中心に番組制作に携わる。
「地方の時代賞」「JCJ賞」「ギャラクシー賞」などを受賞。
・2009年より現職。
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・2004年
「オキナワノコワイハナシ」第1期をプロデュース
・2007年
「おきなわのホームソング」をプロデュース
※2008年「第50回日本レコード大賞企画賞」受賞
・2009年
ワンミニッツ連続ドラマ「SPARK」をプロデュース
※「沖縄ちゅらサウンズ」より携帯電話配信

真喜屋力(桜坂劇場支配人)

画像:真喜屋力 昭和41年 沖縄生まれ。
琉球大学にて8ミリフィルムの自主映画を製作・上映などを始める。
1992年 『パイナップルツアーズ』で監督デビュー。
1994年 東京のミニシアターBOX東中野で働く。
1997年 フリーになり、演出、Web製作などを勤める。
2004年 テレビアニメ『アークエとガッチンポー』(TX)を台湾にて演出。
2005年 沖縄に戻り、株式会社クランクにて桜坂劇場の運営。プログラム・ディレクターとして日々番組作りにいそしむ。